硝酸塩が生体に及ぼす影響

こんにちは、ハイジです。

 

アンモニアに比べれば毒性の低い硝酸塩は、生体にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

 

今回は4つほどある影響のうち2つお話ししたいと思います。

 

 

まず、金魚やグッピーなど、鰭の大きな魚によく見られる症状ですが、ヒレに針でつついたほどの小さな穴、『ピンホール』ができることがあります。

ピンホールができる原因ははっきりしていませんが、水質が悪化するとできやすいと言われています。

そのまま放っておくと、どんどん穴が大きくなってしまうこともあるので対策が必要です。

 

そしてもう1つが病気になりやすくなってしまうのです。

硝酸塩は生体にとっては微弱ながら『毒』です。その毒が蓄積した水槽内で飼育されていると、生体にストレスがかかっていきます。その結果、病気にになりやすくなります。

人間も疲れが溜まったり、ストレスがうまく解消できないと風邪をひきやすかったりします。それと同じです。元気があれば『免疫』が病気の原因を跳ね返してくれるのですが、元気がなくなると免疫力が低下し、病原菌・ウィルスに感染しやすくなってしまうのです。

 

あと2つほどありますが、次の記事でお話しします。

 

以上、ハイジでした。