硝酸塩が生体に及ぼす影響②

こんにちは、ハイジです。

 

今回は硝酸塩が生体に及ぼす影響の残り2つについてお話ししたいと思います。

 

まず、ストレスがかかる状態で飼育された生体は、寿命が短くなります。

硝酸濃度が高くなるとpHは低くなります(酸性度が上昇します)。生体はそれぞれ好みのpH がありますが、一般的な熱帯魚は弱酸性が好きです。ですが硝酸塩が蓄積するとどんどん水が酸性に傾くため、体に大きな負担となり寿命が短くなると考えられています。

 

そして最後にコケが生えやすくなります。水槽の厄介者であるコケは、硝酸塩の濃度が高まると生えやすくなります。一般的に硝酸塩濃度が25mg/Lを超えるとコケが発生しやすくなると言われているので注意が必要です。コケは生え始めるとその除去には大きな労力が必要なので、生やさないように管理することが大切です。

 

これらが硝酸塩が生体に及ぼす影響となります。恐ろしい影響力ですよね。

しかし硝酸塩の対策もありますのでご安心を。次の記事に書きます。

 

以上、ハイジでした。