水を貯める『理想の水作り』
こんばんは、ハイジです。
今回は『理想の水づくり』についてお話ししたいと思います。
前回、カルキ抜きのお話をしましたが、それは水づくりにおいて欠かせない作業の一つです。
なぜなら、お魚と『バクテリア』にとって有害だからです。
理想の水づくりとバクテリアは大きく関わってきます。
カルキ抜きをした水に魚たちを入れます。魚のフンやエサの食べ残しがあります。これをバクテリアが分解し、バクテリアはどんどん増えると水槽は白く濁ってきます。そして今度はバクテリアを食べるアメーバやゾウリムシなどの原生動物が増えてきます。やがて、バクテリアを食べ尽くすと、白い濁りがとれて水は透明になって澄んできます。さらに、原生動物も大量の排泄物を出します。これは、硝酸塩やリン酸などの無機物で、植物性微生物の肥料になります。そこで、緑色のクロレラなどが増えて水は緑色に濁ってきます。こういう状態の水槽に、今度はクロレラなどをエサにするワムシやミジンコなどが増えて、クロレラが食べ尽くされ水は再び澄んできます。もちろんワムシなどは魚の健康食品です。
このように、魚のフンや食べ残しが発生してから約1ヶ月もすると、水槽内に増える微生物の作用により、魚にとっての『理想の水』をつくることができるのです。
是非やってみてください。
以上、ハイジでした。